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いつか子供たちに伝えたいこと~彼らが将来の夢(仕事)を選択する為に親として伝えたいことを考えてみた~

育児・子育て
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こんにちは、めぐむ(@sakikawa_megumu)です。[めぐむのプロフィール]

 

私は子供の頃、勉強に意味を見出せませんでした。
父にこう聞いたことがあります。

「大人になったら仕事して生きていくけど、学校の勉強は何か仕事に役立つことはあるの?」

父は少し考えた後に言いました。
「うーん、ワシは中卒やし馬鹿やったけんなぁ。勉強が役に立ったと思うことは正直ないなぁ」

 

そうか、別に役に立たないんだ。
じゃあ一生懸命やる必要はないじゃないか。

 

自分の中で、そう納得してしまって本当に殆ど勉強をせず(笑)
地元でも県立で一番学力的には低い高校へ進学し、だけどもその高校は地元で一番就職率も高かったので卒業後には就職をするつもりでいました。
勉強は嫌いだから、高校を出たら働こうとその時は思っていました。

 

だけども、私は高校時代にWEB制作に出会い、あまり分からないけどプログラムって面白いぞと思うようになりWEB系エンジニアを目指して専門学校へ進学することに。
専門学校を出て、やりたかったWEB系エンジニアにはなれましたが、もしもあの時大学へ進学できる学力があったとしたら、未来はもう少し違ったかもしれないとも思うのです。

だって大卒と専門卒じゃ初任給が違うし、大卒じゃないと受けれない企業も沢山あったのです・・・!

 

今回の記事では、私がもしもきちんと勉強をしていたら・・・と大人になってから思ったことを踏まえて、二人の息子たちが将来自分の夢を選択する時に助言してあげたいなと思うことを書きたいと思います。

 

息子達は0歳と2歳なのに気が早いなぁ(笑)

 

余談ですが、父は中卒ですが家族を養う為にガンガン働いて経験を積み、最終的には会社を立ち上げた人です。
中卒でも社長になる人もいるし、大卒でもまともに働いていない人もいる。
大切なのは自分がどう生きるかであって、学力の問題ではない。
そういう考えでの返答だったと思いますので、もちろん父を恨んではいないしむしろ尊敬しています。
だけど、まだ考える力の弱い子供に対して、私自身の経験から「こう言われていれば違ったかも?」と思うことを伝えてあげたいなと思っているのです。

 

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勉強は何の為にする?それは、未来の”選択肢”を増やす為ではないだろうか

小学生や中学生くらいで、将来の夢が決まっている子は少ないと思います。
私自身、WEBエンジニアになりたいという夢が固まったのは高2の頃でした。

エンジニアになるためには、高校生として選べる道は2つ。
大学へ行くか、専門学校へ行くかです。

自力で勉強して会社に入ったりフリーで仕事を取る人もいるかもしれませんが
ハードモードな選択肢なので、高校生が普通に選ぶ道としてはこの2つが有力だと思います。

 

でも私には「専門学校へ行く」この選択肢しか選べませんでした

 

何故なら大学へいく学力がなかったからです。

 

端的に言うと、O・BA・KAだったということだね

うん、その通りなんだけど悲しいからやめて!(笑)

 

もしも私が勉強をしていて、大学へ行ける学力があったとしたら・・・。

まあ自分の事なので分かるのですが。。。
それでも「即戦力!」に魅力を感じて専門学校への進学を希望したと思います(笑)

 

だけども、
「大卒の方が大手企業の入社試験を受けることができるし、初任給が高い企業が多いんだよ?」

こうアドバイスをされていたとしたら・・・?
もしかしたら大学へ進学することを選んだかもしれません。

 

学力を身につけるには、小学生の頃からのコツコツ努力の積み重ねが大切です。
だからこそ、今はまだ見えない将来の夢だったとしても、いつかその夢が定まった時の為に、未来の選択肢を増やす為に勉強してはどうかな?と自分の子供達に伝えたいと思いました。

 

勉強は何の為にする?それは、”努力する力”を身につける為ではないだろうか

夢があるならば、努力は苦にならない。
それは「ありえない」と私は思っています。

何かを習得しようとして訓練をするには、集中して取り組みコツコツ努力する必要があります。

私は子供の頃に算盤を習っていたのですが、級を取るための試験では
用意ー始め!の合図で一斉にジャラっと算盤をはじき、目の前の問題を解いていきます。
級があがるごとに時間の余裕はなくなり、いかに集中して解けるかが大切でした。

私は集中が出来なくなると、背中のあたりがむず痒くなってイライラっとして
問題を解くために必要な集中力が欠けていることがありました。

半面、すごく集中できているときもあり、そんな時はいつも以上の力を発揮できたと思います。

算盤は小1から習っていたのですが、特に低学年の時に集中力を持続するのが難しかったと記憶しています。
もちろん算盤でも、部活でも、何かに真剣に取り組むことは「集中力」を養うこと。そして「努力する力」を身に着けることに大いに貢献してくれると思います。
しかし、私が集中力の持続に苦労したのは「勉強というフィールドで集中力を養わなかった」からではないかな?と思っているのです。

だから私は、嫌いなお勉強でも頑張って取り組めば「努力する力(集中力)」を身に着けることが出来るから(多分)頑張ってみたらどうかな?と伝えたいと思いました。

 

自分が勉強していないから、多分としか言えないのが悲しい所ですね

勉強は何の為にする?それは、”考える力”を養う為ではないだろうか

私はWEBエンジニアになりたくて、専門学校に進学しました。
自分が「専門学校へ行きたい!」と言い、安くはない学費を親に払って貰っているのです。
今までは勉強をしなかったけれど、絶対真面目に勉強する!
そう決意して真面目に真面目に勉強へ取り組みました。

ところがです。

今まで勉強をしてこなかったツケなのでしょう。
まともに頭を使って勉強してきた実績がありません。
6時間の授業を終える頃には、頭を使いすぎて頭痛がするという事態が起きました。

 

今まで頭を使わずぼーーっと生きてきたから、脳が考えることを拒否している・・・!

 

勉強をしても頭痛がしなくなるまでに、少なくとも1学期はかかったと記憶しています。
この時私は、小学生の頃からきちんと勉強をして、考える力が身につくよう訓練をしておくべきだったということに気が付いたのです。

だから私は、いつか子供達が本当にやりたい目標が出来て、達成する為に努力をしよう!と思った時の為に、頭を使うこと”考える力”を養う為に勉強してはどうかな?と、自分の子供達に伝えたいと思いました。

 

私の妹が言う、親から教えて貰いたかったこと

私の妹はトリマーです。
高校の時に、将来の仕事を決める際に、学校の先生から推薦をするから大学へ進んでは?と打診されたことがあるらしいです。
母も、あなたはコツコツ努力ができるから、何か研究職はどうか?と言ったことがあるそうです。

でも妹は犬が大好きで、トリマーになりたいと専門学校へ入りました。
自分なりの正しいと思う道を歩み、私から見てもとても素晴らしい、犬に優しいトリマーだと思います。

そんな妹ですが、トリマーの給与状況はとても厳しく、低賃金です。
妹がどうこういうより、業界としてです。
低賃金だと言われる美容師業界よりも、労力に対する売り上げが3分の1とも言われています。
しかも労働時間も長めで休みも少ないです。
そうしないと最低限の売り上げをもキープできないのです・・・。

生きていくためにはお金は必要で、綺麗ごとだけでは済ませられません。

妹が、もしも高校の時にトリマーは低賃金であることを教えてくれていたら、私はトリマーではなく大学へ進んだかもしれないと言いました。

なるほどな~と言うのが私の感想です。

子供がどう受け取り、行動するかは自由ですが、あまりに給与面・労働環境面で厳しい職を選ぼうとしたならば、親としてそこは伝えてあげた方がいいなと思いました。

 

今時の子はネットが身近で自分で調べるかもしれませんね。

 

まとめ

以上が、私が大人になってから、もしもこういう風に伝えられていたとしたら
勉強したかもしれないという内容です。

いつか私が子供の頃のように、「勉強をして大人になってから役に立つの?」と聞かれる機会があれば、この記事に書いたような事を話したいなと思っています!

それでも勉強をしない!と選ぶのであれば、私も勉強しなかった人なのでもう何も言わないつもりです(笑)

 

 

愛媛県在住の30代主婦です。
扶養範囲内の在宅仕事と週2の事務パートをしつつ、3歳と0歳の兄弟を「ゆる~く」育児しています。
今ドキ珍しい「上手くいっている」2.5世帯同居中で、幸せに暮らしています!

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